友人の栗山美果さん。社会福祉士で生活困難な状況にある方々の支援をお仕事にされています。その真摯な仕事ぶりは彼女が日々発信しているSNS に詳しく書かれています。
まさに骨身を惜しまず、という働きぶりで読んでいるうちに心配になりますが、でも、さらにすごいと思うのは、彼女が書く文章の面白さ!かなり深刻な状況を書いているにもかかわらず、ちょっとしたユーモアを忘れず、誰も傷つけることのない投稿には毎回唸らされます。笑笑。実は彼女、前職は大手出版社のライター。自分のことはあまり喋らない人だけど、この仕事に関してもずいぶん努力したんだろうなあって思います。もちろん天与の才あってこそ、だけど。
そんな美果ちゃん(いきなりの、ちゃん扱い。ごめん、笑笑)が昨日の投稿に書いていた一言に大変共感したので記録しておきます。
「前置きの長さには自信があります。」
笑笑笑笑笑笑。
私もです。
すでにここまで長かったし。
長く生きてきたせいか、最近、この前置きってすごく大事なのではないか、と思いはじめました。単刀直入に「本題」から話しはじめるのが良いと思われがちだけど、たしかに時間短縮という点ではその方がいいのかもしれないけど、でも「前置き」の中にあるさまざまな情報を聞けないのはいかにももったいない…そんな風に思うのです。
以前も書いたことのある「トラ子夏休み宿題未提出問題」。中3の夏休み終わり頃、トラ子が急に、友人Aくんの話をはじめました。
「Aくん、夏休みの宿題、提出するつもりないんだって。すごいよね、おかあさん、どう思う?」
この時の私の答えはもう推して知るべし、ですね。この時の会話の重心はそこにはなくて、続きの部分にある、と当時の私は思っていたのですが、でも、あの時、なぜトラ子が急にAくんの宿題未提出宣言を前置きとして話したのかに気づいていれば、その後7年(至現在)はどう違っていたのだろうと考えてしまうのです。
誰かと話す時、なかなか本題に入らないなあって思うより、実はすでに「前置き」に顕れている気持ちに気づくことができるといいなあと思います。だから私はみんなにたくさん話してほしい。そうしてもらえるように、私もたくさん喋ります。
あれ?なんか、今日のブログ、私がお喋りな理由の長い前置きだったみたいですね。ごめんなさい。
そしてさらにお伝えしたかったのは、そんな私さなトラと、じっくりお話を聴いてくれる相方しょこトラ、アガパンサスカフェでみなさまをゆるりとお待ちしております、ということでした。
さなトラ 藤野早苗
〈アガパンサスカフェ4月開催日程〉
🍀日時 4月15日(木)14:00〜16:30(時間内出入り自由)
場所 福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ)602研修室
🍀日時 4月28日(水)14:00〜16:30(時間内出入り自由)
場所 福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ)401会議室
⭐️参加費無料
🍀個別に相談されたい方は「咲くふぁ相談室」へどうぞ。
☆料金:60分3000円
☆場所:ふくふくプラザ等応相談
☆ご連絡いただいてから都合の良い日時、場所を決めます。
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