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質問力

昨日はトラ子とスマホの契約プランの見直しに行きました。

トラ子に初めて持たせたのはケイタイではなく、スマホ。中学在学中にケイタイの類を持つと、それがなかなか面倒くさいことになりがちだから…とトラ子自身が中学卒業時まで、ケイタイはいらないと言っていたのです。昨今のSNSをめぐる様々なトラブルを鑑みれば、トラ子の判断は間違っていなかったなあ、と相変わらず親バカな私です。

そんな訳でトラ子15歳の時に私も同時にスマホ購入。以来6年間、見直しもしないまま放置していたのですが、今回、わかりやすくて確実に今よりは安くなるプランを紹介されてショップに出向いてきたのでした。

スタッフの方の説明は要領を得たものでした(のでしょう)。契約プラン変更に伴い、私たちにはかなり有益な結果となりました(とのことです)。

…と、事の経緯にきっぱりと自信が持てないのは、説明してくださるスタッフの方と私の使用する言語にズレがあったから。

スタッフの方がごく当たり前に使っている言葉が、その文脈ではどういう意味なのかわからない。何度も何度も繰り返し質問して、小さな疑問も残らないようにするのに90分かかってしまいました。

この時、思ったのです。これからを生きていくために必要なのは質問力であると。今回、私にはトラ子という援軍がいました。トラ子の知恵を拝借しながら自らの疑問を提示し、解決してきたわけですが、しかし、常に頼りにできる誰かがそばにいるわけではありません。

この質問力なるもの、一体どこで身につければよいのでしょう。家庭はもちろんその大事なひとつではありますが、最も期待されるべきは、やはり、学校でしょう。自分が知りたいこと、わからないことを端的に、相手が答えやすいような質問を繰り出してくる子どもたちの眼差しはキラキラして期待に満ち溢れています。

今はどうなのかわかりませんが、トラ子が不登校を決めた6年前は、わからないことを質問するという雰囲気は学校では稀薄だったようで、「今はそんなことしなくていいから」、「それは塾で聞いた方がいいんじゃない?」と軽くいなされ、もう二度と質問なんかしない、と心に誓ったそうです。

こんなことがあるたびに思っていました。質問って自由で民主的な社会の象徴なのに、なぜそれを蔑ろにして平気なのだろうか、と。

従順なだけでは世間を渡れない時代になりました。先生方にそのことを真剣に考えてもらうことができると、学校はもっと風通しのよい場所になるのになあと思います。


さなトラ 藤野早苗

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by sacfa2018 | 2019-08-19 01:49 | 不登校支援 | Comments(0)

不登校問題当事者であった経験からその時のこと、またこれからのことを日々綴っていきたいと思います。


by sacfa2018