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カウンセリングは心のエステ

7月7日のカウンセラー市川雅美先生の講演会、その感動いまだおさまらず、という日々を過ごしているさなトラです。これからも折にふれて、思い出したこと、気づいたことを備忘録的に書いていきたいと思います。

講演会会場近くの四川料理店「福天」での懇親会、ご参加くださった福永千恵美さん(子どもの学び館)がふとおっしゃった言葉が印象に残っています。

みんな、もっとカジュアルにカウンセリングに行ければいいのにね。

本当にそう。
カウンセリングに興味があっても、カウンセラーを訪ねるのはまだまだ敷居が高い、というのが現状。

理由としては、カウンセリングは保険診療が適用されないので診療費がかかること、また、世間一般の精神的失調に対する謂れなき偏見がまだまだ根強いことなどが考えられます。さらには、意を決してカウンセリングに行こうと思っても、どのカウンセラーを訪ねればよいのが、そのあたりの情報は十分とは言えません。

私は知人の紹介で市川先生を訪ねました。最初から市川先生にご相談できたのは、今となってはとても幸運なことだったと思います。

ストレス耐性は人それぞれ。私のそれは、実はとても低い。自分一人で抱えこむのは全く得意ではありませんし、一刻も早くこの不快な状態から抜け出したいと思う。子どもが不登校になった時、私の行動の早さは周囲を驚かせたようですが、動かずにはいられなかったというのが本当のところです。

初動段階で市川先生に示唆を与えていただいたことがその後の方向性に大きく関わったと思います。あの肩にずしんとのしかかる不快な感情がだんだん軽くなっていくのを実感できた時、診療費も決して高くはないと思いました。

講演の中で市川先生が、

できれば、なのですが、状態が良い時にこそ来ていただきたいと思うのですよ。

とおっしゃったのは印象的でした。落ちているところから浮上してくるには、どういうアプローチが有効であったのか、それを一緒に考え、確認することに意味があるというのが市川先生のお考え。解決構築法ですね。

状態のいい時ほどケアした結果が出やすい、なんてそれはまるで、エステみたい。でも、そうかもしれないと思うのです。カウンセリングは多分、心のエステ。自分では気づかなかった心の澱を無理なく除ってもらえる場所。

なんか不調…、そう感じたら早めの対処が一番です。もっとカジュアルにカウンセリングを。これ、本当、同感です。


さなトラ 藤野早苗

カウンセリングは心のエステ_d0378078_07541977.jpeg
この図の示唆するところ。
問題が解決方向に向かうなら、原因はどうでもよくなる。
大事なことですね。

市川カウンセリングオフィスのURLです。


by sacfa2018 | 2019-07-10 06:49 | 講演会 | Comments(0)

不登校当事者に伴走するボランティア「咲くふぁ福岡」です。当事者の話す会「アガパンサスカフェ」もやってます。


by sacfa2018
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