5月16日、アガパンサスカフェ@AIP cafeにいらしてくださった4名のみなさま、ありがとうございました。何度か大笑いするところもあって、語弊があるかもしれませんが、楽しいお茶会でした。
和やかな雰囲気ではありましたが、そこはやはり不登校問題を考える場、様々な悩みについて聞かせていただきました。
特に顕著だったのは、将来に関する不安。このまま学校に行かなかったらどうなるんだろう、そう思ったら怖くてたまらなくなると、みなさんおっしゃっていました。
将来に対する漠然とした不安は、自己肯定観を損ないます。妄想ばかりが肥大して、現実を直視できなくなります。
そんな時は、短いスパンで考えましょう。一日を何時間かに区切って思い出し、お子さんができたことを確認するのです。長いスパンで振り返ると、ただ寝ていただけのような印象の子どもが、実際はPCに向かっていたり、本を読んでいたり、ご飯を食べたり、時にはちょっとしたお手伝いをしていたりという事実が見えてくるはず。なんだ、ちゃんと毎日を過ごしてるんじゃないか、それがわかったら大丈夫。達成感は自己肯定感を高めます。
自己肯定感とは、言い換えれば、自分を好きでいられること。自分が自分の応援団だったら、これ以上にこころ強いことはありません。不確実な未来を思ってその妄想に心身を蝕まれるなんてもったいない。「今、ここ」にあることをありのままに受け入れて、そこからどうするか考える。それができれば、状況は必ず動きはじめます。
不登校はただ学校に行っていないというだけの現象。学校に行けないことと社会で生きていけないことは等価ではありません。学校という場所とは、たまたま折り合いがよくなかっただけのこと。学びたいのであれば、今は様々な道があります。
それでもやっぱり心配だというみなさまは、咲くふぁ福岡主催の、カウンセラー市川雅美先生の講演会「不登校〜カウンセラーの視点から見えてくるもの」にいらっしゃいませんか。長きにわたって、不登校当事者及びその家族の相談を受けていらした市川先生、その豊かなご経験に基づく実践的な対処方法をお聴きいただきたいと思います。
*️⃣7月7日 13:00-16:30
ふくふくプラザ視聴覚室
お待ち申し上げております。
アガパンサスカフェ終了後、今後の打ち合わせも兼ねて、近くのパブへ。
フィッシュ&チップス。タラ、美味しい。
仕事熱心なくにトラ、しょこトラ。
おつかれさまでした。