人生いろいろ
2018年 11月 27日
11月17日〜24日まで、不登校になった次男とのことを綴った「似たもの同士」season 3を連載しました。
一番苦しかった時代のことを書きました。
まだ終わりではなくて、続きがあります。season 4はいずれまた連載するつもりでいます。
私が書いたものを次男が読んで、感想と共にその頃のことをいろいろ書いてくれました。
それと一緒に出すのがいいのかもしれません。私の一方的な思いだけを伝えるのはフェアじゃないよね。
いつの日か整理して世に出すことができたらな、と思います。
不登校は、もう珍しいことでもなく、またその原因もさまざまで、我が家の事例はその中の一つです。
だから、「こういう親子もいるのか」と読んでいただければ幸いです。
ただ、どんな不登校にも共通していることがあって、それは子どものなんらかのSOSだということです。
学校という場にいることが苦しい、辛い、という子どものSOSです。
それを、わがままだとか、親の育て方が悪いのだとか、簡単に非難しないでほしいのです。
学校に行かずに、家の中で過ごす子どもは怠けているのではないのです。
親は、
「ぬるま湯のような生活をさせていては将来大変よ、どうにかして学校に行かせないと、今頑張らないでどうするの」
こんな助言をされることがあります。
私もいろいろ言われました。
言う人は良かれと思ってのことだと思いますが、ちょっと待ってよ、と私は思うのです。
学校に行くことはみんなやっている、みんなと同じにしている方がよほど楽です。
そうではない道を進むのは、はっきり言って茨の道です。苦しい道です。
模索しながら進む方が、大変です。
それでも、大きな広い、みんなが行っている道から逸れた道を進もうとしている。
そんな子どもがいたら応援してほしい。
もがきながら、苦しみながら進んでいる親子を、見守ってほしいのです。
「みんな違って、みんないい」
というならば、みんなと同じ道を行かない子どももいて当たり前だし、それは素晴らしいこと。
先のことなんて誰にもわからない。
学びの道は人それぞれです。
人生いろいろです。
しょこトラ 水元晶子
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