蛹の時間

GWで娘、帰省中。
やや特別な友人を連れて帰ってきたので、キャナルシティの中華料理店で一緒に夕食。ほのぼのと楽しい時間を過ごした。

娘と友人が喋っているのを眺めながら、なんだか夢みたいだなと思う。

去年、大学に進学したものの、ハードなカリキュラムや、人間関係の煩わしさにかなり消耗していた娘。

一昨年はまさに受験の1年。高校というレールがない状況でよく頑張った。

その前の年にはイギリスに短期留学。天神にも1人で行かせたことのない娘(過保護か!)をなんでそんなところに行かせたのか、今でも不思議。

そしてさらにその前の年、ああ、この年の1月、娘は不登校になったのだったなあ。

ざっくり書くと、順調に思われるような娘のこの4年半だが、実際は困難の連続。そして、われわれにはマニュアルはない。問題にぶち当たるたび、試行錯誤を繰り返しながら、何とか日々をしのいできた。だからこそ、この時間の記憶は濃密で鮮明なのだ。

不登校は蛹の時間。
じっくり考える時間が、子どものその後を豊かにしてくれる。この時間を納得するまで経験した子どもは、やがて自分の力で羽化を果たし、飛び立っていく。

娘の蛹の時間はもう終わったのだろうか。
嬉しいけど、ちょっとさびしい。食後の薔薇茶を飲みながらそんなことを考えた。

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さなトラ 藤野早苗

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by sacfa2018 | 2018-05-04 07:02 | 子育て | Comments(0)

不登校問題当事者であった経験からその時のこと、またこれからのことを日々綴っていきたいと思います。


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