ファンタジー、というより超リアルな本
2018年 05月 03日
7人の中学生が、鏡の中のお城で秘密の部屋の鍵を探す、という話。
と書かれていると、ゲームの世界のようですが全然違います。
登場人物は、どこにでもいそうな中学生たちです。
そんな子どもたちが不登校になる状況、子どもの気持ちがリアルに描写されています。
不登校は、わるいことじゃない。
学校に戻らないといけないなんてことはない。
よくぞ、この本を大賞に選んでくれた、と全国の書店員の方々に感謝です。
より多くの人たちに読んでほしい本です。
特に、大人に!
最後の方はミステリー。
どんでん返しの連続。
一気に読ませます。泣きます。
そして読後感は爽やかです!
ファンタジーはあまり読まない私が自信を持っておすすめします。
しょこトラ Sho Miz