お兄ちゃんの道5 ~ハンコーキーボーイズのハハたち~
2018年 04月 12日
学校に行きづらい子どもたちがなんとなく集まって、
グループができていました。
それぞれがあちこちの友だちの家を渡り歩き、
夜になっても帰ってこないことがありました。
いつからか、ハハ同士がグループラインを作って
連絡を取り合うようになりました。
ハハたちは、子どもたちのことをまとめて
「ハンコーキーたち」
と呼び馴らしていました。
ラインの強みはまさにここ↓
誰かが「うちの息子がいなくなった」とライン、
「今ここでラーメン食べてるよ」という返信がどこからか来る。
ああよかった、一安心。
ありがとう、
よろしくお願いします。
落ち着いたら帰っておいで。
ハンコーキーたちは、
集団で消えることがありました。
眠れぬ夜
ハハたちは連絡を取り合います。
子どもたちを探して
話すなか、少しずつ
気持ちがおさまっていく。
子どもの帰りを
待てるようになっていく。
お母さんだって仲間が大切。
苦しくて苦しくてたまらない、って誰かが言えば、
さっと駆けつけて慰めあうってこともしょっちゅうでした。
この時の仲間がいたから、
私たちは何とかやってこれたと思ってます。
今度仲間の一人が遠くへお引越しということ。
出発前に同窓会しようって、
今ラインで話しています。
ありがとうございます♡
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